皆様、いかがお過ごしですか?
MaOI機構コーディネーターの木塚です。
今回は、駿河湾の「生き物」と「海藻」をテーマにした展示会を開催した人物を紹介します。沼津市で生まれ育ち地元の自然をこよなく愛する二人の女性です。
一人目は大沼瑞保さん。

大学院で魚群制御学を学んだ後、沼津市内浦で父親の養殖業に従事されていました。その時に、見て触れて育てた海の生き物への大いなる感動と熱き思いをきっかけに「出合った生き物たちを描く」デジタルアートを始めました。現在はアーティスト兼クリエイターとヨット関係の事務に携わっています。
本年4月の展示会作品はすべてiPadとApple Pencilで作成した絵をプリント。ヒラメ、マダイ、アンコウなどの魚を主体にステッカーやポストカード、Tシャツ、大沼さん作の絵本など多数が展示されていました。
大沼さん曰く「4月に初個展を開いて、自分が描いた海のいきものたちやそのグッズを多くの方々に喜んでいただけたのが嬉しく、とても幸せを感じました。また個展を開催したいと思っておりまして、現在、企画準備中です。」とのことでした。

二人目は成沢亜紀さん。

成沢さんは長年パティシエとして働き、現在は製菓学校の非常勤講師を勤めています。
ある日見た映画をきっかけに海藻に興味を持ち「海藻おしば協会」に入会、さらに、海藻押し葉作家:野田美千代氏に師事して多くの海藻押し葉を製作してきました。押し葉となる海藻は浜辺に打ち上げられたものや貰ったものを利用しているそうです。
多彩な魅力を見せる伊豆の海藻の収穫量の減少をきっかけに、「海藻アート※」を通じて海藻の現状や魅力を知ってもらおうと、今回(本年8月)の展示会の開催に至りました。
※海藻アート:海藻の押し葉と筆記体を崩したような書体のモダングラフィー文字を組み合わせたもの)
成沢さん曰く「海藻は日本の宝。世界の海藻や日本の海藻についての認識や価値観の違いについて、もっと日本の方に知って欲しい思いがある」とのことでした。

私がお二人のそれぞれの展示会を見学中、平日にもかかわらず「美しく豊かな静岡の海を未来につなぐ会」の会員を含め、たくさんの方が見えられたことには驚きでした。
小さな催し物ですが、海に対する関心と理解が深まる貴重な活動だと思います。
これからのお二人の益々のご活躍を祈念いたします。




