2022.08.17

イベント

MaOIサロン#6 開催のご案内(フォーラム会員限定少人数セミナー)

先進の研究に取り組まれているトップ研究者にお話いただく MaOI サロンを開催します。
MaOI サロン トーク#6 では、サウジアラビアのアブドラ国王科学技術大学(KAUST、King Abdullah University of Science and Technology)の Charlotte Hauser 教授をお迎えします。 Charlotte Hauser 教授は、細胞の3次元バイオプリンティングなどのバイオエンジニアリングの専門 家で、オーガノイドを作成し、がんの治療に活用するなどの研究をされております。今回のご講演ではサンゴの群体をバイオプリンティングで作製して 実際のサンゴ礁の再生に活用した研究事例についてお話しいただきます。少人数で講師と近しくお話できる 身近な MaOI サロンに是非、ご参加ください。

開催概要

日時:2022 年 8 月 19 日(金) 午後 15:30~17:00
場所:MaOI-PARC コミュニティースペース(清水マリンビル2階)
ゲストスピーカー:Charlotte Hauser 先生(アブドラ国王科学技術大学 教授)
タイトル:『3D Printing and Fabrication for Sustainable and Eco-friendly Coral Restoration』
     (日本語訳:持続可能で環境に優しいサンゴ礁再生のための3Dプリンティングと製造)
     講演後、意見交換会を行います

     ※英語での講演となります。同時通訳はございません。

講師略歴

ドイツ生まれ。ケルン大学(ドイツ)、マサチューセッツ工科大学(米国)にて博士号を取得。現在、サウ ジアラビアの KAUST バイオエンジニアリングの教授。
主な研究分野は、化学、生物医学、生物工学、ナノテクノロジーのインターフェースの融合。再生、生物医学、環境用途にスマートナノ材料を使用するプラットフォーム技術の開発に焦点を当てている。
分子的設計、合成、超分子構造のメカニズムを研究対象にしており、確立されたシステムには、再生 医療のための細胞基板、センサー、3D 組織足場などの生物医学的用途に適用可能な生物模倣ア ーキテクチャに自己集合する先天的な傾向を有するペプチドベースのナノ構造が含まれる。ボトムア ップナノファブリケーションは、機能的な組織等価物、器官型組織およびデバイスの開発のための強 力なツールである。さらに、これらのバイオメティック超分子構成物は、新規の臓器オンチップデバイスおよび疾患モデルの設計および製造に使用されることが期待される。
さらに、超分子有機型構築物を使用して、薬剤スクリーニング、病原体検出、およびその他の診断目 的のためのハイスループットプラットフォームを製造する 3D バイオプリンティングに興味を持ち、機能性生体材料の生成のための合成生物学のアプローチを探求している。

参加申込み

参加を希望される場合はseminar03maoi-i.jp宛にお名前、所属先、電話番号、メールアドレスを添えてメールをお願いします。なお、お申込みはMaOIフォーラム会員に限定とさせていただきます。 

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問合せ先

一般財団法人マリンオープンイノベーション機構
〒424-0922静岡市清水区日の出町9番25号 清水マリンビル2階
TEL:054-340-1800  seminar03maoi-i.jp

お願い:新型コロナ感染症予防対策として参加人数を20名限定としています。当日もマスク着用、検温、手指のアルコール消毒など感染症予防対策へのご理解とご協力をお願いします。