2022.08.30

プレスリリース

静岡県水産資源ゲノムプロジェクト成果発表

一般財団法人マリンオープンイノベーション(MaOI)機構と静岡県水産・海洋技術研究所は、日本進化学会第24回沼津大会(2022年8月5日―8月7日 沼津市)において、静岡県の主要な水産資源であるサクラエビ、シラス(カタクチイワシ、マイワシ、ウルメイワシ)、タカアシガニおよびキンメダイのゲノム解読研究の成果について発表しました。
本研究成果は、2022年8月5日、6日の静岡新聞朝刊および8月15日の水産経済新聞朝刊に掲載されました。

静岡県水産資源ゲノムプロジェクト成果発表 (サクラエビ、シラス、タカアシガニおよびキンメダイ)

≪齋藤上席主幹研究員コメント≫

静岡県を代表する水産資源であるサクラエビやシラス、キンメダイは近年不漁問題が顕在化しています。今回発表しましたゲノム解読の成果により、これら生物種のゲノム情報が利用可能となります。私達は今後、得られたゲノム情報を高度に活用し、今現在これら生物種に一体何が起きているのかを探っていきます。また、将来的には不漁問題発生のメカニズム解明や、現状困難とされる完全養殖技術の開発にも、遺伝学的な視点から貢献したいと考えております。

関連リンク

2022.8.5 静岡新聞
ゲノム解読、世界初 サクラエビなど生態解明 MaOI機構と静岡県水技研
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1103921.html
2022.8.6 静岡新聞
ゲノム解析「早急に現場へ」 サクラエビなど MaOI、静岡県水技研が成果報告
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1104544.html

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一般財団法人マリンオープンイノベーション機構
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