沼津市内浦地区の取組みが「TECH BEAT Shizuoka AWARD 2022」受賞!!
2023年2月13日(月)にしずぎん本部タワーで開催された「TECH BEAT Shizuoka AWARD 2022」において、内浦漁業協同組合(沼津市)と(株)MizLinx(東京都千代田区)が静岡県知事賞を受賞しました。
当機構は2021年8月開催の「TECH BEAT Shizuoka」に出展した(株)MizLinxの高い技術力を評価するとともに同社の水産漁業における課題解決に対する強い想いに感銘し、沼津市内浦地区で問題となっていた養殖アジ死亡の科学的原因究明に向けて、静岡県かん水養魚協会や内浦漁業協同組合などの地元機関と同社の連携体制構築を支援しました。
表彰式の様子
(左から中西TECH BEAT Shizuoka実行委員長, 金指内浦漁業協同組合総務第二課長, 野城㈱MizLinx代表取締役CEO)
トークセッションの様子
(左から西村コーディネーター, 金指内浦漁業協同組合総務第二課長, 野城㈱MizLinx代表取締役CEO)
今回の表彰は、静岡県かん水養魚協会の支援を得て内浦漁業協同組合と(株)MizLinxが協働で行っている遠隔観測システムによるアジの死亡原因の検証に関する取組みが、県内企業とスタートアップ企業との優れた協業事例と評価され受賞に至ったものです。
なお、内浦地区におけるこの取組みは静岡県の「2022年度シーズ創出研究業務委託」事業として採択され、現在は、両者とも慶應義塾大学を中心とした観測体制に加わって調査研究を行っています。
今後はシステムの導入によって科学的な知見に基づく漁業が促進され、水産漁業の更なる振興と発展が期待されるところです。