コーディネーター活動報告


2024/03/26

富士山湧水の恵み


MaOI機構コーディネーターの加戸(かど)です。

今回は、富士宮をご紹介させていただきます。

え!富士宮? 海なんてないじゃん??

と思われる方もいらっしゃると思いますが、我々MaOI機構は、マリンの名はついていますが、広く水産業に関わっておられる事業者様とも関係を構築させていただいておりますので、もちろん内陸の水産業も守備範囲です。

と申しますのも、実は富士宮は日本でも有数のニジマス養殖の適地で、多くの事業者様が富士山の湧水を活用したニジマスの養殖に取り組んでおられます。

また、静岡県水産・海洋技術研究所の富士養鱒場もこの地にあります。

そして、なんとニジマスの釣り堀までありますので皆様も富士山エリアに来られた際は、高原や牧場に加えて、ニジマス釣りもアクティビティの選択肢に加えられてはいかがでしょうか?

富士宮 ニジマスの養殖

さて、富士宮のニジマス養殖ですが、年中15℃前後と安定した清澄な湧水を利用したかけ流しスタイルで行われております。

ここで養殖されたニジマスは、富士養鱒漁業協同組合様の「紅富士」や、富士山サーモン株式会社様の「富士山サーモン」などのブランドを冠して静岡県内外で販売されています。

皆様も是非ご賞味ください。

養殖期間は、だいたい2年前後で2㎏くらいまで成長するとのことです。

静岡県は、実は養殖事業が盛んで最近は県外の企業様が静岡県内で養殖事業を始められる事例が増えています。

従来からの海面養殖のアジやマダイなどに加えて、小山町や清水区のサーモン、磐田市のバナメイエビなどの陸上養殖施設がここ数年で続々稼働しています。

このあたりについては機会を改めてご紹介させていただければと思います。


コーディネートプロデューサー
加戸 久生
専門分野:食品開発
    食品加工
自己PR
コーディネーター総括として、企業様や研究機関を訪問させていただくとともに、情報のとりまとめや企業様支援の戦略策定などに関わっています。 なにかご相談等ございましたらお気軽にお声がけください。
略歴
1981年大学(農学部)卒業後食品企業に入社。企業では研究開発部門を中心に従事し、工場や本社で研究戦略部署や新規事業部門にも在籍。2019年11月退職。
2020年よりMaOIコーディネーター。

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